こんにちは、ハトマメです。
皆さんは、米国株式、Coinbase (ティッカーシンボル:COIN)を、ご存じでしょうか?
暗号資産に関わる事業を幅広く展開している企業です。
そこで今回は、同社の概要・特徴について解説します。
■概要
コインベースは、もともと暗号資産(仮想通貨)を保管するウォレット企業としてスタートしました。
その後は、ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな暗号資産に加えて、価値の変動が少ないステーブルコインや、起業家の資金調達に利用されるセキュリティートークンなど、複数種類の暗号資産を扱っています。
コインベースは、単なるウォレットサービスだけでなく、仮想通貨取引所の側面も、兼ね揃えており、さらに機関投資家のために仮想通貨の保管・管理業務や、マーチャンツのためのコマースサービスも行っています。
■特徴
コインベースの強みは、個人投資家や機関投資家、そして銀行監督当局からの信頼性が高い点です。
なぜなら、コインベースは、セキュリティー性の高さに定評があるからです。
具体的には、コインベースが顧客のために預かっている資産の99%は、インターネットから切り離された状態、いわゆるコールドストレージに保管されており、絶え間なく行われている取引のために、ホットストレージに当座保管している資産は、1%に過ぎません。
また、この1%のホットストレージ部分に関しても、保険会社に盗難保険をかけています。
そして、コインベースでは、コールドストレージへの資産の出納に際して、コンセンサスメカニズムを採用しており、1人や2人のハッカーが仮に侵入したとしても、セキュリティーが破られないように設計されています。
なお、コインベースは、コンプライアンスの面でも監督当局から高い評価を得ています。
そして、コインベースのサービスはシンプルで使いやすいと個人投資家に評価されています。
個人投資家は、仮想通貨を保有するためだけにコインベースを使っている人ばかりでなく、送金・受取のために利用している人もいますし、仮想通貨を保有し続けることでステーキングと呼ばれる報酬を稼いでいる人もいます。